スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。
「草原の椅子」の主人公は、ともに50歳の二人の男です。

かたやカメラメーカーの営業部長で、×一娘と二人暮らし。娘とは結構仲良しで、でも仕事では
なんとく不完全燃焼を感じている男。

かたや中学卒業後カメラ店で働き、今やカメラ専門の量販店を経営している男。
ずっと働きづめだったのが、ふと魔がさして飲みやのママと愛人関係になり
別れようとおもったら灯油をぶっかけられた男。

ともに、外見では家も仕事しっかりやって、社会的なポジションも確保しているが
心のなかでは、なんとなく充足感がない。

50歳といえば、サラリーマンでは定年まであと10年。その後の人生を考え始める時。

体をみると、男性ホルモンが低下して、男性更年期がはじまり、
初老性うつ病の危険性も増す時期。
体力が低下し、なんとなく何をやってもおっくうな感じ。
仕事をバリばりやって生きがいを感じていた日々が、懐かしいような・・・。
そんな時期。

女性だって、子育てが一段落する人や、仕事である程度のポジションに付く人も。
でも更年期が始まり、しみ・しわが気になりはじめる、そんな時期。


おそらくは、人生において運命の大転換ということもおきないであろうと思われる
そんな50代に、自分の天命とは何かを考えさせられ
決断を迫られる。

運命として受け入れるか、決別するか。
あなたなら、どちらを選択するでしょうか。
DSC_0104_2012-08-28-13-29-29.jpg20120828-133001.jpg
2012/08/28(火) 11:00 この記事のURL
今回のロケでは、パキスタンの2か所の砂漠で撮影しています。

タヌモサ砂漠とカトパナ砂漠です。

子役君が砂漠を駆け上り帽子を飛ばすシーンがあるのですが、
砂丘を登っては撮影し、テストと本番で何回も撮影を繰り返します。
20120827-182217.jpg

当然砂漠に足跡がつくので、次の砂丘を目指してカメラなど機材をかついで移動。

広大な砂漠に、キャストとスタッフの足跡が点々・・・・・・・。

風が吹くと消えてしまうのですが、カンカン照りの日差しのもと
確かに地球に一歩、一歩、足跡をきざんだのでした。
駆け上がり駆け下り、そして駆け上がる。 20120827-185748.jpg

息がきれ、酸欠になり、砂漠に大の字になると
ちっぽけな自分がずぶずぶと砂にうもれていくような、
そんな気分を味わったのです。(おそらくそこにいたみんなが)

砂漠のなかに今までの時間と自分を埋め込んで、リセット!

新しい自分として行き始める、確かに運命の大転換を描く映画にふさわしい場所でした。

パキスタンは懐ふかい国だったのです。20120827-184507.jpg
2012/08/27(月) 17:26 この記事のURL
パキスタンエアで全員無事に帰国。
成田に着きました。

実景を撮影しながら、イスラマバードに向けて南下してきたのですが
途中でシーア派とスンニ派の宗教観小競り合いがあり
22人死者がでるなど、現地はちょっと騒然。

先週の日曜日にラマダンが明けたのですが、例年ラマダン明けに紛争が起きるようです。

ギルギットやイスラマバード近くの村でも警察官が2名殺害される・・
そんなこんなで、ようやく帰国したのですが、
なんと東京の暑いこと。

パキスタンでは気温41℃での撮影もありましたが、
日陰に入れば結構涼しい。

ところが東京は蒸し暑くて・・・。

現地では朝昼晩3食カレーだったので、和食がたべたい・・・!

美味しいビールが飲みたい!
イスラム圏は原則お酒は禁止です。

「草原の椅子」 美しく危険な香りのするパキスタンで世界最後の桃源郷を探す映画です。 IMG_2255.jpg IMG_1688.jpg

砂漠に今までの自分を捨ててきて、新しい運命に立ち向かう、

50歳の二人の男と40代の女性、そしてネグレクトされた4歳の子供の旅。

50歳という年齢は、定年まで10年
第二の人生を考え始めなければならないとき。

心身ともに変化がおきて、頑張りが利かなくなる年齢。

そんな端境期の年齢にあって、人生の大決断をする映画です。

責任と天命を自覚して、運命に向かって果敢に立ち向かう・・

そんな気分にさせられるのですフンザ。そしてパキスタンという大地は。


IMG_1549_2012-08-24-18-43-41.jpg IMG_1788.jpg
撮影終了を伝える記事です。http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFCN0045360/index.html 
2012/08/24(金) 18:10 この記事のURL
8月3日日本を出発した成島組の「草原の椅子」は、23日ついに撮影終了しました。

成島監督から電話がかかってきました。

「キャスト・スタッフ全員元気で無事撮影終了しました!」
その声は、元気そのもの。

41度の猛暑の中での砂漠の撮影。
1日15時間車に乗って、2日間かかってようやく到着したギルギットの村。
イスラマバードでは道が冠水するほどの大雨だったのに、ロケでは撮影になると晴天! 20120823-142807.jpg IMG_0306.jpgIMG_0452_2012-08-23-14-54-30.jpg
キャストが帰国後、実景班が残り撮影をおこなったすぐ後で
なんと宗教間の小競り合いがあり、多数の死傷者がでるということも。
不幸中の幸いで、その村を立ち去った後でした。

そして撮影が終わりイスラマバードにむかっているときに
撮影用の車のクラッチが故障。

もしかしたら神様が先回りして差配してくれていたとしか思えない
そんなついている!撮影でした。

ものすごい大自然のなかでの俳優のみなさんの演技
ぜひみなさん、来年春劇場で楽しみにみてください!
IMG_1082.jpg
2012/08/23(木) 13:42 この記事のURL
いよいよ 地球最後の桃源郷に到着!
深夜に着いて、翌日早かったのにもかかわらず
「なぜか気分爽快!」
と元気なのは、西村雅彦さん。

神々の山といわれるウルタルもクモが切れて、山の尾根がくっきり見えます。
お天気を心配していたのですが、
なんとか行けそうです。

今晩は、降るようなと表現される星空の撮影です。
晴れたら、満点の星の元、佳境のシーンの撮影です。

2012/08/13(月) 13:34 この記事のURL
スカルデゥのバザールでは、現地のみなさんに熱烈歓迎され(野次馬といういいかたもあります)
撮影するのもなかなか大変!

どうも、女優さんが珍しかったようなのです。
イスラムの国では、ベールをかぶって人に顔をさらすということがないのに
美系の吉瀬美智子さんが、バザール内をカ闊歩するわけですから
イスラムの男性はこころ穏やかではありません。

本日はいよいよ砂漠での撮影です。
__.jpg

晴天に恵まれ、遠くの山の稜線もくっきり。
手前の砂の白さに目がくらむようです。

撮影は順調にすすんでいます。
明日も砂漠での撮影がつづきます。
2012/08/09(木) 16:27 この記事のURL
スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。