株式会社エース・プロダクション　ブログ

東京も寒いのですが、ベルリンはもっと寒い！
この寒さのなか、武士の献立が　キュリナリシネマ部門で上映されました。

上映後は、ドイツのシェフによる映画にまつわる食事を提供する200名の食事会が開催されました。

加賀料理の素晴らしさや和食の繊細さをヨーロッパの皆さんにも、ぜひ感じてもらいたいと思います。

いよいよ今週末、石川県での先行公開がはじまります。

ところで、映画にはいろいろなお料理が登場するのですが、
なんのお料理なのか知りたいというお問い合わせもあります。

場面とお料理がぴったりわかるのが、小学館から発売されている
「武士の献立」のノベライズ。

なんと巻末にお料理の紹介があるのです。

便利ですよ！

武士の献立 (小学館文庫)

福岡家久留米市には九州の一の宮　高良大社があります。

別の取材ででかけた際に高良大社の存在を知ったので、急きょお参りすることにしました。
市街からほんのちょっと離れたところに標高４００メートルくらいでしょうか高良山があります。
その中腹にあるのが高良大社。
タクシーでうねうねいろは坂をのぼっていくとありました！

ベンガラ塀に囲まれた本殿はおごそかな感じで、二礼二拍手で
「武士の献立」大ヒット祈願。

上戸さんと高良さんが出演しています。
応援してください！！

深々と頭をさげたのです。

本殿を背にあるきだすと、眼下に久留米の街が広がり
太陽にきらめいてみえました。

これって吉祥？なんて思いながら
再びタクシーに乗り込み西鉄久留米駅へ。

福岡空港行きのバスが出発時間をオーバーして停車しています。
まるで私をまっていたみたいに。

この御利益、１２月の公開以降も続いてほしい！

スペインといえばシェリー酒の本場として有名です。
独特の香りと味わいが美味しいのですが、そんなスペインの方に大人気だったのが
車多酒造さんのお酒「天狗舞」。

封をきると、芳醇な香りが辺り一面ただよいます。

「武士の献立」上映後の劇場と特別ディナーの会場でふるまわれましたが、
「おいしい！」と大評判。

大吟醸ですが、さらさらして頼りないかんじではなく、しっかりとコクがあり芳醇な味わいで
前菜からメインまでどのお料理にもぴったり。

サンセバスチャンの夜を最高の気分にさせてくれました。

９月２５日　　スペインのサンセバスチャン国際映画祭で「武士の献立」が正式上映されました。

キュリナリシネマ部門という食に特化した部門での招待です。
サンセバスチャンは美食の都として有名で、人口あたりのミシュランの星をもつレストランの数が世界一なのだとか。

映画上映のあと、ＢＣＣという調理師学校兼レストランで、映画にまつわるお食事会が開催されました。

地元レストランAlamedaのゴルカシェフと金沢の有名料理店　銭谷の高木さんのコラボによるでディナーです。

映画祭の事務局長は
「映画を見て、その関連の食事を食べるのではなく、食事を食べるために映画を見るという
映画祭があってもいい」
とおっしゃっていました。

さすが、美食の街の事務局長です。

「草原の椅子」の主人公は、ともに50歳の二人の男です。

かたやカメラメーカーの営業部長で、×一娘と二人暮らし。娘とは結構仲良しで、でも仕事では
なんとく不完全燃焼を感じている男。

かたや中学卒業後カメラ店で働き、今やカメラ専門の量販店を経営している男。
ずっと働きづめだったのが、ふと魔がさして飲みやのママと愛人関係になり
別れようとおもったら灯油をぶっかけられた男。

ともに、外見では家も仕事しっかりやって、社会的なポジションも確保しているが
心のなかでは、なんとなく充足感がない。

50歳といえば、サラリーマンでは定年まであと10年。その後の人生を考え始める時。

体をみると、男性ホルモンが低下して、男性更年期がはじまり、
初老性うつ病の危険性も増す時期。
体力が低下し、なんとなく何をやってもおっくうな感じ。
仕事をバリばりやって生きがいを感じていた日々が、懐かしいような・・・。
そんな時期。

女性だって、子育てが一段落する人や、仕事である程度のポジションに付く人も。
でも更年期が始まり、しみ・しわが気になりはじめる、そんな時期。


おそらくは、人生において運命の大転換ということもおきないであろうと思われる
そんな50代に、自分の天命とは何かを考えさせられ
決断を迫られる。

運命として受け入れるか、決別するか。
あなたなら、どちらを選択するでしょうか。