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大学生の見る映画
今時の大学生のライフスタイルアンケートをとってみた。
テーマは「若者のテレビ離れは本当か」
「恋愛をしなくなっているってほんとうか」
「和食離れは本当か」
「仲良し親子の実態」
この4つ。
各テーマごとに、100人程度のサンプルをとってみたが、
いわれているよりもテレビを見ていたし、和食も食べているという結果。
やっぱりね、とおもったのは、仲良し親子の実態。
なんと反抗期がない子供が多くて、10代の男の子でも母親と買い物に行っているという子供が多いこと。
親のもの分かりがよすぎるので、反抗する必要もないみたい。
親子でAKB48や嵐のライブにもいってしまうらしい。
ところが、親子で映画を見るということは本当にないみたい。
子供向けアニメも以前は親子で劇場にすわるということが当たり前だったが、
今や子供だけ座らせて親はその間にお茶したり買い物することも多いらしい。
大学生が映画をみなくなって久しい。
自分の学生時代を思い出すと、年間200本見た、300本見たという学生が珍しくなかった。
名画座がたくさんあって、2本立て3本立てもあったということも大量鑑賞につながったのかもしれないけれど。
「どうして映画をみないの」
と聞くと、「忙しい」と答える。
テレビについても見ないのではなく、見る時間が深夜にずれ込んだため。
それじゃいわゆるゴールデンタイムは何をしているかというと
バイトか友達としゃべっている。だから忙しいという。
誰かとつながっていないと不安な世代らしく、メールか電話かあっているか
とにかく友達と何かをしている。
映画はお互いに向き合うのではなく、スクリーンという同じ方向をみている時間だから
相手を確認できなくて不安なのかもしれない。
「それに高いじゃないですか、1800円」
3000円で3時間飲み放題の店にいく彼らにとっては、たかいんだろうな。やっぱり。
大学時代に映画を見る習慣をつけなくて、大人になって見るってことはないよね。
これじゃマーケットがますます縮み志向。困ったもんです。
2011/06/14(火)
18:06
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